Session

14:00-14:30 Future C-1

バーチャルは消費者の心を捉えるのか
VR、AR、MRー仮想と現実の間の振れ幅の広いリアリティが提供できるXR体験価値への期待が高まっている。スマートグラス、VRヘッドセット、モバイルディスプレイと多様なガジェットで利用可能となり、ソフトウェア開発のオープン化への動きもあり、猛烈なスピードで社会への落とし込みが進んでいる。XR内での顧客行動をマーケティングコミュニケーションに活かす技術も同様である。その一方で、この分野で枯渇しているのは「コンテンツ」である。その量と質が圧倒的に足りていない。そして、何よりも、XRは一部のテック好きと異なるマスにとって、心を動かすコンテンツに、本当になりうるのだろうか。一ガジェットに止まらず、商業施設、街と視点を拡張して、XRとマーケティングの本質に迫る議論を行います。

Speaker

村田 昭彦
株式会社オンワードホールディングス 
常務執行役員
杉山 央
森ビル株式会社 
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM企画運営室 室長
2000年に森ビル株式会社入社。タウンマネジメント事業部、都市開発本部を経て、森アーツセンターでは六本木ヒルズの文化事業を手掛ける。18年6月にお台場に開業した「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長。一般社団法人MEDIA AMBITION TOKYO理事。
渡邊 信彦
株式会社Psychic VR Lab 
取締役COO
大手Sierにて金融機関のデジタル戦略を担当、2006年執行役員、 2011年オープンイノベーション研究所 所長 を歴任、セカンドライフブームの仕掛け人の一人としてメタバースのビジネス開発に関わる。その後、起業イグジットを経て、Psychic VR Labの 設立に参画。2017年2月取締役COO就任、現職。他に事業構想大学院大学 教授、地方創生音楽フェス「one +nation」のFoundeなどを務める。
豊田 啓介
株式会社ノイズ 
パートナー
建築家。東京大学工学部建築学科卒業。1996-2000年安藤忠雄 建築研究所。2002年コロンビア大学建築学部修士課程修了(AAD)。2002-2006年SHoP Architects(New York)。2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoizを主宰(2016年 より酒井康介もパートナー)。建築を軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、コンサルティングなどを 国内外で行う。2017年より建築・都市文脈でのテクノロジーベースのコンサルティングプラットフォームgluonを金田充弘、黒田哲二と共同主宰。東京藝術大学芸術情報センター非常勤講師、慶応大学SFC環境情報学部非常勤講師、情報科学芸術大学 院大学 IAMAS非常勤講師。 EXPO OSAKA/KANSAI 2025誘致会場計画アドバイザーほか noizarchitects.com gluon.tokyo

Moderator

馬渕 邦美
Facebook Japan 
執行役員
1998年にデジタル・エージェンシーを日本で設立、代表取締役社長に就任。2005年 英国デジタル・メディアエージェンシーProfero incとのJVとしてProfero Tokyoを設立、両社の代表取締役社長に就任。2009年にオムニコム・グループTribal DDB Tokyo ジェネラル・マネージャー。2012年WPPグループ、オグルヴィ・ワン・ジャパン、ネオ・アット・オグルヴィの代表取締役に就任しデジタルビジネスを牽引、再生を成功させた。2016年よりフライシュマン・ヒラードに参画。PwC Japanを含む複数企業のアドバイザーを歴任。2018年にFacebook Japan

一覧へ戻る