14:00-14:30 Data B-1
- DXの本質ーそれはより良い生活を実現するものか?
- 近年、ビッグデータやAI、モバイル決済の急激な普及、デジタルマーケティングの進化など、企業と生活者を取り巻く環境は激変しています。
デジタルトランスフォーメーション(以下DX)という概念を生み出したスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授は、その定義について「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と述べていますが、我々はデータやデジタルテクノロジーを駆使しながらいかに生活者の「より良い体験」と企業の成長の両立を目指すべきなのでしょうか。
ファミリーマートはなぜ、バーコード決済機能付きアプリ『ファミペイ』をリリースしたのか?中川政七商店のビジョン経営にデジタル化はどういう意味を持つのか?両社の対談を通じて
生活者視点から見たDXのあるべき姿、そしてその成果を探ります。
Speaker
- 植野 大輔
- 株式会社ファミリーマート
デジタル戦略部/部長 - 三菱商事(情報産業グループ)に入社。三菱商事在籍中、CVS事業にも従事。その後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)を経て、2017年1月ファミリーマート改革推進室長に就任、マーケティング本部長を歴任後、2018年11月よりデジタル戦略室長に就任。 2019年3月より現職。「ファミペイ」など自社デジタル顧客基盤をベースとしたデジタル戦略を手掛ける。
- 緒方 恵
- 株式会社中川政七商店
取締役 コミュニケーション本部 本部長 - 東急ハンズにてバイヤー、ビジュアルマーチャンダイザーを経てWEBチームに異動 ECサイト運用から始まり、デジタルマーケティング・ソーシャルメディア・新規デジタル施策開発などを横断的に担当する何でも屋として、さまざまなWEB/デジタル施策の開発及び運用を担当 2016年8月、株式会社中川政七商店に入社 中川政七商店のWEB/デジタル領域全てを担当する、執行役員/CDO(Chief Digital Officer)としてデジタルトランスフォーメーションを推進 2018年3月より、取締役就任 上記に加え、店舗事業などを含めた全顧客接点の統括担当=店舗事業、卸売事業、EC、メディア、システム
Moderator
- 田口 歩
- 株式会社サンリオ
マーケティング本部 ダイレクトコミュニケーション統括部 - 国際データ通信事業者のエンジニアとしてキャリアをスタート。インターネット黎明期にISP事業立ち上げに参画した後、外資系スタートアップ企業に転じて動画ストリーミング、音楽配信事業を経験。その後Webコンサルティング会社(SIPS)の代表取締役、大手Webインテグレーターの執行役員を歴任。2012年10月よりサンリオにてデジタルマーケティングを統括する。2018年4月、チーフデジタルオフィサーに就任し、引き続きサンリオの顧客体験価値の最大化を目指す。