14:00-14:30 A-1
- マーケティングの成功と失敗 決定要素を因数分解する
- マーケティング施策の成功と失敗を分ける要因とは、何だろうか。
目的の設定の厳密さ、戦略の段階での選択や、人的リソース、ブランド力、自社の技術や製品、競合圧力などへの対処、消費者や流通の理解。実行段階での施策の絞り込み。パートナーとの協働の中での組織編成。キーポイントは挙げれば数限りないが、予算の責任を持ち、数限りないマーケティングの戦場をくぐり抜けてきた経験豊富なマーケターが、それぞれの経験にもとづいた血の通った言葉で言語化すると、それは何であるのか、そしてあったのかー2019年9月27日、東京で、マーケター必見の実験的セッションを行います。
Speaker
- 高橋 あみこ
- 株式会社トゥルースピリット タバコカンパニー
CEO 代表取締役 - 無添加タバコ「ナチュラルアメリカンスピリット」を取り扱う現会社においてブランドマーケティング実績を基盤としてCEOを務めている。P&Gでマーケティングキャリアをスタートし、10年以上に渡り複数カテゴリーでブランドマネジメントを担当し幅広く基礎を築く。2007年シニアマーケターとしてマースジャパンに、2011年マーケティングディレクターとして現会社に移籍。COO内部登用を経て2018年より現職。家族は夫と息子と猫が各1匹ずつ。
- 山縣 亜己
- アディダス・ジャパン株式会社
ブランド・リーボック シニア・ディレクター - 外資系広告代理店での戦略プランニング経験を活かし、2005年にはイニシアティブメディア(IPGグループ)に入社し、日本代表を務める。2009年ユニリーバジャパン・カスタマーマーケティング株式会社にメディアダイレクターとして入社し、効果的なチャネルコミュニケーション、効率的なバイイングの在り方を目指し、会社全体での投資効率を促進。また、特にデジタルマーケティングの推進と向上にも力を入れ、数々のデジタル施策での受賞へ導いた。直近ではデータドリブン・マーケティングを推進し、データマネジメントプラットフォームを確立した。 2019年2月よりアディダス・ジャパン株式会社へ、リーボック代表として入社。
Moderator
- 音部 大輔
- 元資生堂ジャパンCMO、現クー・マーケティング・カンパニー代表
- P&Gジャパン、マーケティング本部に17年間在籍し、ブランドマネジャー、マーケティングディレクターとしてアリエール、ファブリーズ、アテント、パンパースなどのブランドを担当し、市場創造やシェアの回復を実現。のちにUS本社チームでイノベーションの知識開発をマーケティングとして主導。帰国後、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂など多様な文化背景、製品分野で、複数ブランド群を成長させるブランドマネジメント、組織構築、人材育成を指揮。2018年より現職。博士(経営学 神戸大学)。